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協議会のご紹介

福岡証券取引所活性化推進協議会のご紹介

今後、九州がアジア経済発展の中で拠点的役割を果たしていくためには、証券取引所の機能は是非とも維持しなければならない貴重な社会資本であり、特にアジアの拠点都市を標榜する福岡においては都市のステータス高揚のためにも必要不可欠なものだと考えられます。

そこで、平成10年6月2日、地元経済界、行政が一体となって福岡証券取引所の活性化を進める「福岡証券取引所活性化推進協議会」が設置されました。

活動の中身としては、実務に精通した専門家で組織した「取引促進」と「新規上場促進」の2つの専門部会を協議会の下に設けて、積極的に行動してきました。
平成13年8月からは、2つの専門部会を統合した上で、部会内に分科会方式を取り入れ、課題ごとにより徹底した議論を機動的に行っております。

主な活動状況はこちら

協議会の運営体制

分科会

検討テーマ・課題に応じて、都度メンバー(実務担当者)を選任し構成

【機能】
  • 専門部会における検討テーマを実務面から検討
  • 活性化策の実施に向けた具体策の検討・実施

報告

専門部会

実務に精通した専門家(資金証券、経理担当、新規事業、株式公開担当等の役員・部長クラスおよび経済団体等の役員クラスなど)で構成

【機能】
  • 福証取引高の増加対策の検討・実施
  • 福証上場銘柄の積極的なPRの実施
  • 新規上場企業の発掘および福証での上場の促進
  • 福証を核とする資本市場の中長期的な活性化方策の検討・実施

提案・報告

活性化推進協議会

経済界、行政のトップクラスで構成

【機能】
  • 資本市場活性化方策の基本方針決定
  • 資本市場活性化方策の各界とのコンセンサス形成
福岡証券取引所活性化推進協議会設立趣旨(平成10年6月2日)
福岡証券取引所は、昭和24年に設立されて以来、地場産業の育成、上場促進に努め、地域経済の発展に多大の貢献をなしてきた。
しかしながら、近年、福岡証券取引所は、他の地方証券取引所と同じく、売買高の減少、新規上場企業数の低迷などにより、市場としての機能が低下し、上場市場としての魅力が失われつつある。また、規制緩和、情報技術の進展に伴う地方市場の衰退も懸念され、今後の存在意義が問われるところとなっている。
今後も、九州が、アジア経済の発展の中で、経済の一層の高度化を図りつつ、拠点的役割を果たしていくためには、地方証券取引所の機能は、是非とも維持しなければならない、極めて重要な機能であり、いわば貴重な社会資本とも言えるものである。
特に、アジアの拠点都市を標榜する福岡においては、金融市場という高次な機能を保持することは、都市のステータスの高揚のために必要不可欠であり、福岡証券取引所の活性化は喫緊の課題となっている。
したがって、ここに地元経済界、行政が一体となって福岡証券取引所の活性化対策に取り組むこととし、その推進のために「福岡証券取引所活性化推進協議会」を設立するものである。